未来を見据え
進化を求める
Looking to the future and seeking evolution.
IMFではお客様のあらゆるニーズに対応するため、SI(システムインテグレーション)と、SES(システムエンジニアリングサービス)の2本立ての取り組みを行っております。
お客様のシステムを構築する際に、あり合わせのパッケージソフトでは業務を担保しきれない場合に、ゼロベースでオーダーメードのシステム構築を行う手法です。勿論、お客様の業務全体を見渡しパッケージ提要が可能な部分(人事・給与や会計)はパッケージを適用したうえで、どうしてもパッケージでは管理体系や実務体系にそぐわない部分に絞って構築行うので無駄なものまで開発を行うわけではありません。使えるものは使ってお客様にとっての全体最適を行うことに主眼をおいてシステム構築を行っていきます。
ここで重要なのが、システムを単にオーダーメードで構築するのが本当のSIではありません。システムを注文建築のように、またはオーダースーツのように注文に応じて開発をし納品するというのであれば、受託(請負)業務という枠に収まるだけになります。
SIの基本的な流れとしては、コンサル(調査分析、要件定義)、開発(設計、プログラミング、テスト)、導入、運用支援の4つのフェーズで進めていきます。各フェーズ単位の請負も可能ですが全てをワンストップでご依頼頂く方が結果的には効率的に作業が進み結果費用も安価に収まるのでIMFはあまりおススメしておりません。しかし、必要に応じてご依頼頂いても勿論担当は可能です。
お客様のシステムを構築する際にシステムの構成・範囲などを明確に決めきれないことや開発の規模・予算が明確ではない場合、またはステップバイステップの都度開発が必要な場合に技術者が開発現場に常駐しお客様と相談のうえで開発業務を担当させて頂きます。
■調査分析
お客様の業務要件を徹底的にヒアリングしたうえで今現在お客様の抱えている問題点を具体化し、その解決に向けた課題を作り、課題を解決するための業務要件の整理を行います。
■要件定義
調査分析で作成した課題を解決するために業務フローの見直しを行い、新業務フローを作成します。新業務要件において、システムで解決するべき要件をシステム要件としてまとめあげ、システムの全体的なデザインを作成します。
■設計/プログラミング
要件定義で作成した機能展開表を基に基本(外部)設計という作業を行います。併せてデーターベースの設計とプログラム間のデータ連携処理設計もここで行います。プログラム仕様書に書かれている内容をみながらプログラマーが一本ずつプログラムを作成し完成都度にテストを行い、仕様書通りの動きに則しているかの確認をおこないます。
■テスト
プログラムが、機能単位で完成後、それぞれの結合テストを行い、各機能のデータ連携、更新処理の確認、のバグの洗出しを行い、最終的なシステムの統合テストを実施します。
■システム導入
作成したマスターデータを整備します。並行本番期間を設けて実務に則した運用が可能であるかの試験運用を行います。拠点が多数ある場合や会社全体で試験運用が難しい場合には、各機能の全体が網羅できるように担当分けをしてシステムのパイロット稼働を行う場合もあります。問題なく運用ができることを判定したうえで本番稼働を迎えます。本番稼働では、日次業務・請求等の定期締業務・月次締業務のタイミングで稼働時の立会いを行って正常稼働の最終確認を行います。
運用中のトラブル対応やシステムの稼働に関する質問への回答、稼働状況の診断など、多岐にわたります。
定期保守を選択して頂いたお客様に関しては、オンコール(電話、メールによる受付と対応)保守、オンサイト保守(オンコールでは解決できない障害の現地直接対応)がセットになっており、より迅速なトラブル解決が可能です。また、IMF保守サービスの最大の特徴としては定期保守契約を結んで頂いたお客様に対して本来は最大で1年間しか行わないのが通例ではある瑕疵担保期間を契約期間中延長します。これによりお使い頂くシステムの将来的な不安も無くすことができます。
業務に関しては支援業務となります。対応範囲としては、上流工程から運用・保守までのあらゆる作業に対応することができます。
開発スケジュールに合わせて必要な時に必要な分だけ人材リソースの確保が可能であり無駄を省くことができます。しかし、プロジェクトが解散した場合に一度契約を満了を持って継続契約を行わないケースで改めて別のプロジェクトで召還頂いてもその時に既に他の案件に従事している場合にはご指定を頂くことが難しいことがあります。ですのでお客様に同様の案件の遂行が想定される場合には極力該当する技術者を継続して常駐させていただき長期的な視点で考えて頂くほうが、コアメンバーの確保が容易になります。
システム従事者へのフォロー、また拡張機能についてのご相談など、別途有償にて承ります。
大手インフラ系企業の関連子会社で貸金業を主要事業とするローン商品関連のトータルシステムの新規構築を担当。完全手処理による業務フロー整理を行い調査分析から参画し全3期の開発プロジェクトに全て従事。現在も稼働中のシステムです。
プロセス系製造業の各調達先に対する支払システムのリプレース開発を担当。本件開発とは非同期で工事原価管理のパッケージシステムについても導入支援を担当。現在稼働中のシステムであり、次期構想で販売管理と生産管理のリプレースを計画中。
各種保険制度の被保険者を会員とし、福利増進と社会保険制度の普及発展事業を行う為の会員管理システムを構築。システムの企画・構築から運用保守までを担当し、不定期に追加要件の搭載をおこなっております。